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草相撲
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くさずもう
ふりがな文庫
“
草相撲
(
くさずもう
)” の例文
きいてみると、一度はカングリ警部の一行で、あと来た男は六尺ぢかい
草相撲
(
くさずもう
)
の横綱みたいな男だというから、これは神山東洋である。
不連続殺人事件
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
村の
鎮守
(
ちんじゅ
)
の
草相撲
(
くさずもう
)
や
盆
(
ぼん
)
の
踊
(
おどり
)
などもみなそれで、だから児童はこれを自分たちの遊びと思い、のちにはそのために、いよいよ成人が後へ退いてしまうのである。
こども風土記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
伝兵衛のほうは、
綽名
(
あだな
)
の通り出ッ尻で鳩胸。
草相撲
(
くさずもう
)
の前頭とでもいった色白のいい
恰幅
(
かっぷく
)
。何から何まで反対なので、二人が並ぶと、
実以
(
じつもっ
)
て、対照の妙を極める。
平賀源内捕物帳:山王祭の大像
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
草相撲
(
くさずもう
)
の
前頭
(
まえがしら
)
のような
恰幅
(
かっぷく
)
のいいからだをゆすりながら近づいて来て、この場のようすを眺めて
顎十郎捕物帳:11 御代参の乗物
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
草
常用漢字
小1
部首:⾋
9画
相
常用漢字
小3
部首:⽬
9画
撲
常用漢字
中学
部首:⼿
15画
“草”で始まる語句
草鞋
草
草履
草臥
草叢
草原
草木
草鞋穿
草花
草双紙