荀子じゅんし)” の例文
そうしたものを『荀子じゅんし』には反辞といっており、『楚辞そじ』には乱といっているが、反歌は反辞をそのまま真似た名称であろう。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
孔子もそれと互角な不男ぶおとこだったらしく、『荀子じゅんし』に〈仲尼ちゅうじの状面かぶるがごとし〉、倛は悪魔払いに蒙る仮面というのが古来の解釈だが、旧知の一英人が
それで何でもこの君主の命に従うのが善であり、これにそむくのが悪であるといっている。その他シナにおいて荀子じゅんしが凡て先王の道に従うのが善であるといったのも、一種の権力説である。
善の研究 (新字新仮名) / 西田幾多郎(著)
岡本况斎、名は保孝ほうこう、通称は初め勘右衛門かんえもん、後縫殿助ぬいのすけであった。拙誠堂せつせいどうの別号がある。幕府の儒員に列せられた。『荀子じゅんし』、『韓非子かんぴし』、『淮南子えなんじ』等の考証を作り、かたわら国典にも通じていた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
「人を措いて天を思わば万物の情を失う」(『荀子じゅんし』)といい
左伝か、荀子じゅんしか……
大菩薩峠:25 みちりやの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)