“茶戸棚”の読み方と例文
読み方割合
ちゃとだな100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
例のように彼は部屋の茶戸棚(ちゃとだな)の側に陣取って膳に対(むか)って見た。懺悔(ざんげ)を書き始めてから以来(このかた)閉居する身には庭の草木も眼についた。
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
「葡萄酒(ぶどうしゅ)でも飲んでおいで」と言いながら、岸本は思いついたように部屋の隅(すみ)にある茶戸棚(ちゃとだな)の方へ立って行った。そこからボルドオの罎(びん)を取出した。
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
下座敷には箪笥(たんす)も、茶戸棚(ちゃとだな)も、長火鉢も、子供等の母親が生きていた日と殆(ほと)んど同じように置いてあった。
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)