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芝土手
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しばどて
ふりがな文庫
“
芝土手
(
しばどて
)” の例文
小文治
(
こぶんじ
)
はかれの
姿
(
すがた
)
を
形容
(
けいよう
)
しながら、あとから飛びのって渡し綱をたよりに、グングン濠の水をあなたの
芝土手
(
しばどて
)
へと横切ってゆく。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
平城というのは、
天嶮
(
てんけん
)
によらず
平地
(
へいち
)
にきずいた
城塞
(
じょうさい
)
のことで、
要害
(
ようがい
)
といっては、高さ一
丈
(
じょう
)
ばかりの
芝土手
(
しばどて
)
と、
清冽
(
せいれつ
)
な水をあさく流した
濠
(
ほり
)
があるだけだ。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
番所の間を駆けぬけて、小松の植えられてある
芝土手
(
しばどて
)
へかかると、夜光の短刀は咄嗟にかれのふところが呑む。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
芝
常用漢字
中学
部首:⾋
7画
土
常用漢字
小1
部首:⼟
3画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
“芝”で始まる語句
芝居
芝生
芝
芝翫
芝草
芝山内
芝口
芝原
芝浦
芝居気