“艶語”の読み方と例文
読み方割合
えんご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人目もはばからずに喃々喋々なんなんちょうちょうと、はなはだよろしくない艶語えんごにうつつをぬかしている姿が目にはいりましたので、認めるや同時です。
鳴咽おえつする柿丘の声と、みだらがましい愛撫あいぶの言葉をもってなぐさめはじめた雪子夫人の艶語えんごとをまま、あとに残して、僕はその場をソッと滑るように逃げだすと、跣足はだしで往来へ飛びだしたのだった。
振動魔 (新字新仮名) / 海野十三(著)
浅草艶語えんご
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)