“舞姫”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まひひめ42.9%
まいひめ28.6%
バレヱ28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのなさけ今日舞姫まひひめひますか西の秀才すさいが眉よやつれし
みだれ髪 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
その上には「一代の舞姫まいひめ赤星ジュリア一座」とか「堂々続演ぞくえん十七週間——赤き苺の実!」などとあざやかな文字で大書たいしょしてあるのが見えた。
恐怖の口笛 (新字新仮名) / 海野十三(著)
されば午後の縁先なぞに向ひ合つて話をする若い女の白い顔が電灯でんきの光に舞ふ舞姫バレヱのやうに染め出される事がある。
花より雨に (新字旧仮名) / 永井荷風(著)