)” の例文
そのしょうやひちりきの音から伊勢の宮の稚児ちごたちおもい出され、んだ足をひき摺って登った鷲ヶ岳の樹々の氷花つららが、ふと考え出されたのであろう。
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そこがんで瘭疽ひょうそになってとうとう小指を切って二十日余りも寝ついてしまいましたり、もちろんものの拍子と言えばそれまでのことでございましょうが
蒲団 (新字新仮名) / 橘外男(著)
そうだ、んだ足を
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)