能義のぎ)” の例文
安来節やすきぶしで名高い安来も、近年織物に金物の竹細工に努力を払いました。能義のぎ郡山佐村で織られる「裂織さきおり」も特色あるものであります。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
今一つの一鍬田は出雲能義のぎ飯梨いいなし村大字植田字西谷の小字に存する。これは小字だから地形と対照することは容易だろう。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
加藤景雲氏は島根県能義のぎ郡荒島村の出身で大工の家に生まれ、父の大工を修行中彫刻を志望し、二十一歳の時出京し、私の門人となり成績良く卒業後独立し、再三帝展出品して皆入選す
かかる無銘のものは、すべて在銘のものよりはるかに素直でいい。その茶碗の美しいのを能義のぎ郡でも焼いた。広瀬の八幡窯、母里もりの皿山、安来やすぎの皿山、それぞれに美しいものを産んだ。
雲石紀行 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
同 能義のぎ飯梨いいなし村大字石原字京羅木
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
出雲能義のぎ郡山佐村大字西谷字反田
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)