はだみ)” の例文
亡くなります二三日前の晩に、すこし気が落ち附きますと、それまではだみを離さずに持っていたバッグを父に渡しました。けれども中味はからっぽで御座いました。
超人鬚野博士 (新字新仮名) / 夢野久作(著)