聞付きゝつけ)” の例文
聞付きゝつけスハ切腹の御上使と一家中色を失なひさわぎける表門には御上使とある開門かいもんしければ主計頭には急ぎ玄關へ通り越前守に對面たいめんありて上意の趣きを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
不※ふと見付てお菊にかくつげければ母おつた聞付きゝつけ呼度よびたく思へども利兵衞が得心とくしんせざる故よんどころなく打捨置うちすておきけるをむすめお菊は吉三郎に逢度あひたく思ひながら父利兵衞にしかられんことを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)