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耳底
ふりがな文庫
“耳底”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
じてい
83.3%
みみ
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じてい
(逆引き)
隣の
小路
(
こうじ
)
もただ人のけはひの
轟々
(
ごうごう
)
とばかり遠波の寄するかと、ひツそりしたるなかに、あるひは高く、あるひは低く、遠くなり、近くなりて、
耳底
(
じてい
)
に響き候のみ。
凱旋祭
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
間もなく第三の三浦糸子射殺事件が更に大々的活字で報道されるのかと思うと、警部の
耳底
(
じてい
)
に、新聞社の輪転機の
轟々
(
ごうごう
)
たる響がにわかに聞こえてくるようだった。
省線電車の射撃手
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
耳底(じてい)の例文をもっと
(5作品)
見る
みみ
(逆引き)
かの時別荘の門に送り
出
(
い
)
でて「早く帰ってちょうだい」と呼びし声は今も
耳底
(
みみ
)
に残れど、今はたれに向かいて「今帰った」というべきぞ。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
耳底(みみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“耳底”の意味
《名詞》
(context、anatomy)耳の奥。
(出典:Wiktionary)
耳
常用漢字
小1
部首:⽿
6画
底
常用漢字
小4
部首:⼴
8画
“耳”で始まる語句
耳
耳朶
耳許
耳目
耳語
耳門
耳環
耳盥
耳面刀自
耳障
“耳底”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
岩野泡鳴
中島敦
夏目漱石
海野十三
泉鏡花