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翡翠色
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ひすいいろ
ふりがな文庫
“
翡翠色
(
ひすいいろ
)” の例文
洒落
(
しゃれ
)
た切子細工や典雅なロココ趣味の浮模様を持った琥珀色や
翡翠色
(
ひすいいろ
)
の
香水壜
(
こうすいびん
)
。
煙管
(
きせる
)
、小刀、
石鹸
(
せっけん
)
、
煙草
(
たばこ
)
。私はそんなものを見るのに小一時間も費すことがあった。
檸檬
(新字新仮名)
/
梶井基次郎
(著)
珠玉
(
しゅぎょく
)
を
鏤
(
ちりば
)
めた
翡翠色
(
ひすいいろ
)
の王座に
招
(
しょう
)
じ、若し男性用の貞操帯というものがあったなら、僕は自らそれを締めてその鍵を、呉子女王の胸に懸け、常は
淡紅色
(
たんこうしょく
)
の
垂幕
(
たれまく
)
を
距
(
へだ
)
てて遙かに三拝九拝し
振動魔
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
そして着替える
隙
(
ひま
)
もなく、その籠を彼の
田舎
(
いなか
)
の家へ送るために、母と二人で荷造りを初めた。籠は大粒の
翡翠色
(
ひすいいろ
)
した
葡萄
(
ぶどう
)
の
房
(
ふさ
)
や、包装紙を透けて見える
黄金色
(
こがねいろ
)
のオレンジなどで詰まっていた。
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
翡翠色
(
ひすいいろ
)
の青い
御衣服
(
おめしもの
)
を
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
“翡翠色”の解説
翡翠色(ひすいいろ 英:jade green)は、日本の伝統色の一つで、青緑から黄緑にわたる幅広い緑色に用いられる。室町時代から使われた色名である。翡翠とはつややかな深緑の半透明な宝石である。
(出典:Wikipedia)
翡
漢検1級
部首:⽻
14画
翠
漢検準1級
部首:⽻
14画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
“翡翠”で始まる語句
翡翠
翡翠門
翡翠玉
翡翠珠