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羞明
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まぶ
ふりがな文庫
“
羞明
(
まぶ
)” の例文
積った雪は
烈
(
はげ
)
しい光を含んで、ぎらぎら輝きましたから、目も
羞明
(
まぶ
)
しく痛い位、はっきり
開
(
あ
)
いて見ることも出来ませんのでした。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
はっと我にかえると
羞明
(
まぶ
)
しい輝きの中にたっている自分を
見出
(
みいだ
)
した。そして前には美しいショールの女の五、六人が、中を割って、わたしを通して行きすぎた。
一世お鯉
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
識
(
し
)
る顔の右から左から見る中を、余は少しは得意に、多くは
羞明
(
まぶ
)
しそうに、眼を開けたりつぶったりして
馳
(
は
)
せて行く。坂を下って、
田圃
(
たんぼ
)
を通って、坂を上って、車は次第に速力を出した。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
惜しい事には己はすぐ
羞明
(
まぶ
)
しがって
正義と微笑
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
惜しい事には己はすぐ
羞明
(
まぶ
)
しがって
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
“羞明”の意味
《名詞》
眩しいこと。
(context、disease)強い光を受けた際に異常に眩しさを感じる症状。
(出典:Wiktionary)
“羞明”の解説
羞明(しゅうめい、en: photophobia)は、強い光を受けた際に、不快感や眼の痛みなどを生じることをいう。英語では恐怖症を示す "phobia" が付いているが、原因の多くは網膜や視神経に対する過度な刺激による眼科的な要因である。
(出典:Wikipedia)
羞
常用漢字
中学
部首:⽺
11画
明
常用漢字
小2
部首:⽇
8画
“羞”で始まる語句
羞
羞恥
羞恥心
羞耻
羞渋
羞含
羞恥家
羞痒
羞慚
羞爾