繩張なはば)” の例文
新字:縄張
二三日にさんにちまへに、わたしはかういふ計畫けいかくをした。あしたからは、こゝではる若菜わかなまうと繩張なはばりをしておいたこのに、いよ/\まうとおもつて、あさると、ゆきつてゐる。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
山の中腹に二三十間四方の繩張なはばりをして、二十四文の木戸錢を取つて多勢の者を入れ、やぶの中で寶搜しをやらせたんで、一等の大當りは一分金、それから豆板銀まめいたぎん南鐐なんれう、あんなに出しちや