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緑陰
ふりがな文庫
“緑陰”の読み方と例文
読み方
割合
りょくいん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
りょくいん
(逆引き)
緑陰
(
りょくいん
)
の
重
(
かさ
)
なった夕闇に
螢
(
ほたる
)
の飛ぶのを、雪子やしげ子と追い回したこともあれば、寒い冬の月夜を
歌留多
(
かるた
)
にふかして、からころと
跫音
(
あしおと
)
高く帰って来たこともあった。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
こは火の如き婦人の熱情のために心身
両
(
ふたつ
)
ながら溶解し去らるるならんと、ようやく渠を恐るる気色を、早く
暁
(
さと
)
りたる大年増は、我子ともすべき美少年の、
緑陰
(
りょくいん
)
深き所を
厭
(
いと
)
いて
黒壁
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
むしろ馬蠅の世界には、
緑陰
(
りょくいん
)
の涼風があり、豆の花が咲いていた。
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
緑陰(りょくいん)の例文をもっと
(3作品)
見る
“緑陰”の意味
《名詞》
青葉の茂った木の陰(夏の季語)。
(出典:Wiktionary)
緑
常用漢字
小3
部首:⽷
14画
陰
常用漢字
中学
部首:⾩
11画
“緑”で始まる語句
緑
緑色
緑青
緑玉
緑葉
緑雨
緑林
緑門
緑金
緑蔭
“緑陰”のふりがなが多い著者
吉川英治
田山花袋
泉鏡花