“組牢”の読み方と例文
読み方割合
くみらう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はだ脊負せおひお花と供に三河町を指て急ぎけり又伴建部の兩人は腰元お島が働きにて難なく藤五郎の押込おしこめある組牢くみらうの處に到り見るに哀なる哉藤五郎は主税之助が惡心により日外いつぞやより日々食物を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
たゝれてあれば惣身そうしん痩衰やせおとろへ眼はくぼみ小鼻も落て此世の人とも見えざるゆゑ兩人の用人はなみだを流し是が嘉川家の若殿樣の有樣なるか扨々淺ましき御事なり少しも早く御連退つれのき申さんと兩人して組牢くみらうはしら
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)