なまくら)” の例文
庚娘はにげることができないと思ったので、急いで自分ののどを突いた。刀がなまくらで入らなかった。そこで戸をけて逃げだした。十九がそれをっかけた。庚娘は池の中へ飛び込んだ。
庚娘 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)