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粛
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しめ
ふりがな文庫
“
粛
(
しめ
)” の例文
旧字:
肅
凡てが柔かく
粛
(
しめ
)
やかに、さうして澄みかかつて来た。その中に立つ栗の木の幸福な愛、さうしてその祈念、野生の儘の浄化。
愛の詩集:02 愛の詩集のはじめに
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
凡てが柔かく
粛
(
しめ
)
やかに、さうして澄みかかつて来た。その中に立つ栗の木の幸福な愛、さうしてその祈念、野生の儘の浄化。
愛の詩集:03 愛の詩集
(新字旧仮名)
/
室生犀星
(著)
婚礼にしては、あんまり
粛
(
しめ
)
やかに過ぎる。さては病人を甲府の町へ連れて行ってその帰りであろうと兵馬は、そうも思って見ているうちに、ふと提灯のしるしに眼がとまりました。
大菩薩峠:14 お銀様の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
俄
(
にわか
)
に
粛
(
しめ
)
やかなる
言語
(
ものいい
)
ぶりなり。
照葉狂言
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
粛
常用漢字
中学
部首:⾀
11画
“粛”を含む語句
粛然
静粛
厳粛
粛々
粛慎
甘粛省
粛殺
魯粛
甘粛
振粛
鞭声粛々
粛清
粛正
粛啓
包孝粛
王粛
李粛
粛親王
粛粛
粛静
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