“箱洋燈”の読み方と例文
読み方割合
はこらんぷ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
湯気の白くいっぱいにこもった中に、箱洋燈はこらんぷがボンヤリと暗くついていて、といから落ちる上がり水の音が高く聞こえた。湯殿ゆどのは掃除が行き届かぬので、気味悪くヌラヌラとすべる。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)