“置洋燈”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
スタンド50.0%
おきランプ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
片方は振綱に挾んである足踏み用の瓦斯ガス管から、扉の鍵穴を通して、その端を置洋燈スタンドの内側の、筒を廻転させる芯に結びつけたのです。
聖アレキセイ寺院の惨劇 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
それは、あの置洋燈スタンドが投げたのですよ。姉さんはラザレフの絶命を見定めると、咽喉から短剣を抜き取ってそれを階下の洗面所で洗ってから、ふたたび鐘楼に戻って来ました。
聖アレキセイ寺院の惨劇 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
何にしろ、動機は結局あの置洋燈おきランプだろうからね。僕は当分この寺院に部下を張り込ませておくつもりだよ。そして、次の機会チャンスに否応なくふん捕まえてやるんだ。
聖アレキセイ寺院の惨劇 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)