竹夫たけお)” の例文
竹夫たけおは、いつものごとく、おじさんのみせへ、あそびにいきました。ちょうど、おじさんのなかまもきていて、世間話せけんばなしをしていました。
ひすいの玉 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「あの、りゅうがかいてある香炉こうろあたまは、ししのくびなんだね。」と、だいにのっている、そめつけの香炉こうろを、竹夫たけおはさしました。
ひすいの玉 (新字新仮名) / 小川未明(著)
それに、いいにおいがするので、竹夫たけおは、ふたをはなにあてて、どんなひとが、この香炉こうろっていたかと、はるかな過去かこ想像そうぞうしたのでした。
ひすいの玉 (新字新仮名) / 小川未明(著)