端武者はむしゃ)” の例文
正隆まさたか、正遠、正光らもおるな。いっしはしたが、尊氏もきもにこたえたはず、直義とて同様。このうえは雑軍ぞうぐん端武者はむしゃの手を待って死ぬはおろか」
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
われらには一こう合点がてんが相なりません! んぬる元弘げんこうの年の初め、義貞以下、われら端武者はむしゃにいたるまで、綸旨りんじをいただき、かたじけなしと、心骨しんこつに忠誠を誓ッてからは、関東の野には、かばねを積み
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)