トップ
>
端折
>
はしより
ふりがな文庫
“
端折
(
はしより
)” の例文
しやがんでゐるまゝで振仰いだが、腰をあげて、
端折
(
はしより
)
上げた着物の裾をおろすと、かぶつてゐた手拭を取つて輕く頭を下げた。
大阪の宿
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
帶し
月代
(
さかやき
)
は
森
(
もり
)
のごとくに
生
(
はえ
)
て
色
(
いろ
)
赤黒
(
あかくろ
)
く
眼
(
まなこ
)
尖
(
する
)
どく
晃々
(
きら/″\
)
と光りし顏色にて殊に衣類は
羊羹色
(
ようかんいろ
)
なる黒のもん付の小袖に
古
(
ふる
)
き小倉の
帶
(
おび
)
をしめ
長刀形
(
なぎなたなり
)
になりたる
草鞋
(
わらぢ
)
を
穿
(
はき
)
ながら
臑
(
すね
)
にて
尻
(
しり
)
を
端折
(
はしより
)
また
傍邊
(
かたはら
)
の
杖
(
つゑ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
端
常用漢字
中学
部首:⽴
14画
折
常用漢字
小4
部首:⼿
7画
“端折”で始まる語句
端折上
端折傘
端折目