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端厳
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たんごん
ふりがな文庫
“
端厳
(
たんごん
)” の例文
旧字:
端嚴
楽人は
悼
(
いた
)
みの曲を奏し、市人は感嘆の声をおしまず、文章家は彼女が生れたおりから死までが、かくなくてはならぬ人に生れたことを、
端厳
(
たんごん
)
な筆に
綴
(
つづ
)
りあわせたであろう。
マダム貞奴
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
月の光を切々とすくう鰌すくいの
端厳
(
たんごん
)
さはかつての
鏡花
(
きょうか
)
散人も見たものだ。
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
また
気勢
(
けはい
)
がして、仏壇の扉
細目
(
ほそめ
)
に
仄見
(
ほのみ
)
え
給
(
たま
)
ふ
端厳
(
たんごん
)
微妙
(
みみょう
)
の
御顔
(
おんかんばせ
)
。
蠅を憎む記
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
微妙
(
びめう
)
端厳
(
たんごん
)
なるその馬は
畑の祭
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
霊彩
(
れいさい
)
高
(
たか
)
く、
端厳
(
たんごん
)
と
全都覚醒賦
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
▼ もっと見る
微妙
(
びめう
)
端厳
(
たんごん
)
の
緑玉
(
エメロウド
)
。
畑の祭
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“端厳”の意味
《名詞》
端整で厳かであること。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
端
常用漢字
中学
部首:⽴
14画
厳
常用漢字
小6
部首:⼚
17画
“端厳”で始まる語句
端厳微妙
端厳相
端厳美
端厳優麗