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竪
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タテ
ふりがな文庫
“
竪
(
タテ
)” の例文
竪
(
タテ
)
(垂直)に上屋や屋上や、又軒先から上の空にかけられることがあり、時としては信仰の上から——その場合が却つて多いのだらうが
日琉語族論
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
だが思へば、彼の美しい面を浅薄に陥らしめず、匂やかな深刻味を加へたあの眉間の
竪
(
タテ
)
皺は、此間に出来たものと想像するのは、誤りであらうか。
市村羽左衛門論
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
郎女の
額
(
ヌカ
)
の上の天井の光の
暈
(
カサ
)
が、ほの/″\と白んで来る。明りの隈はあちこちに
偏倚
(
カタヨ
)
つて、光りを
竪
(
タテ
)
にくぎつて行く。と見る間に、ぱつと明るくなる。そこに大きな花。蒼白い菫。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
なみの人の
竪
(
タテ
)
にさげて
佩
(
ハ
)
く大刀を、
横
(
ヨコタ
)
へて吊る佩き方を案出した人である。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
竪
漢検準1級
部首:⽴
13画
“竪”を含む語句
竪琴
竪町
竪薦
竪立
竪縞
竪川
竪坑
竪帷
竪帳
竪穴
弥竪
逆竪
竪皺
竪横
竪矢
竪大工町
竪板
竪御号
竪御
竪絽
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