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立居振舞
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たちいふるまい
ふりがな文庫
“
立居振舞
(
たちいふるまい
)” の例文
母御はあれは町方から上った者だが、武家の者のように
立居振舞
(
たちいふるまい
)
が正しいといった。経之は、ただうなずいて見せた。
野に臥す者
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
しかして
茲
(
ここ
)
に更に一層唖然たらざるを得ざるは新しき芸術新しき文学を
唱
(
とな
)
うる若き近世人の
立居振舞
(
たちいふるまい
)
であろう。
妾宅
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
彼は腰を折りまげて、
卓子
(
テーブル
)
の下を
覗
(
のぞ
)
きこむと、のろのろした
立居振舞
(
たちいふるまい
)
とはまるでちがった
敏捷
(
びんしょう
)
な手つきで、
一抱
(
ひとかか
)
えもあろうという大きな
硝子壜
(
ガラスびん
)
をとりだして、卓子の上に置いた。
見えざる敵
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
従って誰も彼も、
立居振舞
(
たちいふるまい
)
が
常規
(
じょうき
)
を
逸
(
いっ
)
しています。
湖畔亭事件
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
近所には別の
青
(
あお
)
ン
膨
(
ぶく
)
れの看護婦が、しきりに編物をしていたが、彼女は編物趣味の時間を楽しんでいるわけであって、
管轄
(
かんかつ
)
ちがいのベッドに寝ている私の
立居振舞
(
たちいふるまい
)
については、まったく無関心だった。
柿色の紙風船
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
居
常用漢字
小5
部首:⼫
8画
振
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
舞
常用漢字
中学
部首:⾇
15画
“立居”で始まる語句
立居