トップ
>
窮状
ふりがな文庫
“窮状”の読み方と例文
読み方
割合
きゅうじょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きゅうじょう
(逆引き)
泰軒の
窮状
(
きゅうじょう
)
を察した忠相が、無心もないのに投げ出したもので、路用としてそれとなく与える
意
(
こころ
)
。涙の出るほどのゆきとどきぶり……。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
ハラハラと、とめどない
涙
(
なみだ
)
を、その数行の文字にはふり落として立ちすくんでいた
伊那丸
(
いなまる
)
は、いそいで小屋に取ってかえし、今の
窮状
(
きゅうじょう
)
をかんたんに
認
(
したた
)
めて、かけもどってきた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
西田の声がして家のなかの空気は見るまに
変
(
か
)
わってしまった。
陰欝
(
いんうつ
)
な空気が見るまにうすらぐような気がした。糟谷は
手短
(
てみじか
)
にきょうのできごとから目の前の
窮状
(
きゅうじょう
)
を西田に
語
(
かた
)
った。
老獣医
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
窮状(きゅうじょう)の例文をもっと
(4作品)
見る
“窮状”の意味
《名詞》
窮状(きゅうじょう)
苦しいありさま。困窮した状況。苦境。
(出典:Wiktionary)
窮
常用漢字
中学
部首:⽳
15画
状
常用漢字
小5
部首:⽝
7画
“窮”で始まる語句
窮
窮屈
窮命
窮鼠
窮鳥
窮迫
窮地
窮余
窮乏
窮策
“窮状”のふりがなが多い著者
佐藤紅緑
林不忘
伊藤左千夫
吉川英治