“突反”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つきそ50.0%
つきそら50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中にも目に着いたのは、一面の壁の隅に、朦朧もうろうと灰色の磔柱はりつけばしらあらわれて、アノ胸を突反つきそらして、胴を橋に、両手を開いて釣下つりさがったのは、よくある基督キリストていだ。
星女郎 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
されども、この美人の前にこの雪を得たる夫の得意は限無くて、そのあしを八文字に踏展ふみはだけ、やうやく煖まれるおとがひ突反つきそらして
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)