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空嘯
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そらうそ
ふりがな文庫
“
空嘯
(
そらうそ
)” の例文
出し給へ此上
猶
(
なほ
)
も爭ひ給はゞ外に致し方これ有りと申しけるに昌次郎は
猶
(
なほ
)
も
空嘯
(
そらうそ
)
ふき我等は
然樣
(
さやう
)
の
覺
(
おぼ
)
えもなく
殊
(
こと
)
にお前は何處の人か終に
逢
(
あう
)
たることもなしコリヤ傳吉と申し合せ我等へ
遺趣
(
ゐしゆ
)
ても
有
(
ある
)
かして罪を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「なんだい」と、張順は
空嘯
(
そらうそ
)
ぶいて、ニヤニヤ笑う。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
當
(
たう
)
將軍の御
落胤
(
らくいん
)
なれば徳川の表札御紋付の幕も更に
憚
(
はゞか
)
る儀にあらずと
彼紅屋等
(
かのべにやら
)
に語りし如く
空嘯
(
そらうそ
)
ふいて告ければ四郎右衞門は今更
詮方
(
せんかた
)
なく
迷惑
(
めいわく
)
が無ればよしと心中に思ふのみ乍ら
捨置
(
すておい
)
ては無念ならんと此段
奉行所
(
ぶぎやうしよ
)
へ
町役人
(
ちやうやくにん
)
同道
(
どうだう
)
にて訴へ
出
(
いで
)
其
趣
(
おもむき
)
は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
空
常用漢字
小1
部首:⽳
8画
嘯
漢検1級
部首:⼝
16画
“空嘯”で始まる語句
空嘯吹