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神田明神
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かんだみょうじん
ふりがな文庫
“
神田明神
(
かんだみょうじん
)” の例文
神田明神
(
かんだみょうじん
)
の裏手、江戸ッ児が自慢のご明神様だが、あの裏手は、地つづきと言っていい湯島天神へかけて、あんまり賑やかなところではない。
旗本退屈男:11 第十一話 千代田城へ乗り込んだ退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
三人は右を見、左を見して、
本郷
(
ほんごう
)
森川宿から
神田明神
(
かんだみょうじん
)
の横手に添い、
筋違見附
(
すじかいみつけ
)
へと取って、復興最中の町にはいった。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
私はまた坂の
中
(
うち
)
で
神田明神
(
かんだみょうじん
)
の裏手なる本郷の
妻恋坂
(
つまごいざか
)
、
湯島天神裏
(
ゆしまてんじんうら
)
花園町
(
はなぞのちょう
)
の坂、また少しく
辺鄙
(
へんぴ
)
なるを
厭
(
いと
)
わずば
白金清正公
(
しろかねせいしょうこう
)
のほとりの坂、さては
牛込築土明神裏手
(
うしごめつくどみょうじんうらて
)
の坂
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
まいどの事ながら、女房はうつつの地獄の思いに
堪
(
た
)
えかね、勝手口から走り出て、自身の兄の
半井清庵
(
なからいせいあん
)
という
神田明神
(
かんだみょうじん
)
の横町に住む医師の宅に
駈
(
か
)
け込み、涙ながらに窮状を訴え、助力を
乞
(
こ
)
うた。
新釈諸国噺
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
「なに、大丈夫ってことよ、おいらにゃ、
神田明神
(
かんだみょうじん
)
がついてるのだ」
おいてけ堀
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
▼ もっと見る
「七五三は人が出ましたろう。
神田明神
(
かんだみょうじん
)
なぞ——」
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
木曾街道の終点とも言うべき板橋から、半蔵が
巣鴨
(
すがも
)
、
本郷
(
ほんごう
)
通りへと取って、やがて
神田明神
(
かんだみょうじん
)
の横手にさしかかった時、まず彼の聞きつけたのもその子供らの声であった。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
“神田明神”の解説
神田明神(かんだみょうじん)は、東京都千代田区外神田二丁目にある神社。正式名称は神田神社(かんだじんじゃ)。
神田祭を行う神社として知られる。神田、日本橋(日本橋川以北)、秋葉原、大手町、丸の内、旧神田市場・築地魚市場など108か町会の総氏神である。旧社格は府社(明治3年(1870年)まで准勅祭社)。現在は神社本庁の別表神社となっている。また旧准勅祭社の東京十社の一社である。
(出典:Wikipedia)
神
常用漢字
小3
部首:⽰
9画
田
常用漢字
小1
部首:⽥
5画
明
常用漢字
小2
部首:⽇
8画
神
常用漢字
小3
部首:⽰
9画
“神田明神”で始まる語句
神田明神下