“神田明神下”の読み方と例文
読み方割合
かんだみょうじんした100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は、駿河するがの国(静岡県)の海岸の袖師そでしで生まれた。興津おきつの隣り村である。私は生まれてまもなく、母にいだかれて東京に移った。母の生家は、徳川時代から神田明神下かんだみょうじんしたにあった。
私の歩んだ道 (新字新仮名) / 蜷川新(著)
(『書生気質』は初め清朝四号ずりの半紙十二、三枚ほどの小冊として神田明神下かんだみょうじんしたの晩青堂という書肆しょしから隔週一冊ずつ続刊されたので、第一冊の発行は明治十八年八月二十四日であった。)
二葉亭四迷の一生 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)