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確然
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しつかり
ふりがな文庫
“
確然
(
しつかり
)” の例文
人情の花も
失
(
なく
)
さず義理の幹も
確然
(
しつかり
)
立てゝ、
普通
(
なみ
)
のものには出来ざるべき親切の相談を、一方ならぬ
実意
(
じつ
)
の有ればこそ源太の懸けて呉れしに
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
徹夜
(
よどほし
)
三人で一斗五升飲んだといふ
翌朝
(
あくるあさ
)
でも、物言ひが
些
(
ち
)
と
舌蕩
(
したたる
)
く聞える許りで、
挙動
(
ものごし
)
から歩き振りから、
確然
(
しつかり
)
としてゐた。
刑余の叔父
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
一日
経
(
た
)
てば一日だけ話が運ぶのだから、本当にどうとも
確然
(
しつかり
)
極
(
き
)
めなくては
可
(
い
)
けないよ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
“確然”の意味
《形容動詞》
確かで定まっているさま。
(出典:Wiktionary)
確
常用漢字
小5
部首:⽯
15画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“確”で始まる語句
確
確乎
確実
確固
確執
確信
確率
確定
確證
確實