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破抜
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ぱぬ
ふりがな文庫
“
破抜
(
ぱぬ
)” の例文
旧字:
破拔
平次の
素
(
す
)
っ
破抜
(
ぱぬ
)
きは、無造作で無技巧で、なんの気取りもありませんが、それを聴いたガラッ八の驚きは大変でした。
銭形平次捕物控:103 巨盗還る
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
明日
(
あした
)
ね。妾が、この
麻雀
(
マージャン
)
の籠を持って大阪へ行ったら、ここの警察へ思い切り馬鹿にした投書をするから、その投書を新聞に
素
(
す
)
ッ
破抜
(
ぱぬ
)
いてやったらいいじゃないの。
山羊髯編輯長
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
「そんな事も無かろう」と
術
(
じゅつ
)
なげに答える。さっきまで迷亭の悪口を随分ついた揚句ここで
無暗
(
むやみ
)
な事を云うと、主人のような無法者はどんな事を
素
(
す
)
っ
破抜
(
ぱぬ
)
くか知れない。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
その中でも吾輩の「脳髄論」の内容は、ここに挟んだ切抜きの通り、既に新聞に
素
(
す
)
ッ
破抜
(
ぱぬ
)
かれているので、これ以上の内容がある訳でもないから、
惜
(
くや
)
しい事はちっともない。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
破
常用漢字
小5
部首:⽯
10画
抜
常用漢字
中学
部首:⼿
7画
“破”で始まる語句
破
破綻
破片
破目
破風
破壊
破落戸
破廉恥
破屋
破鐘