石工いしや)” の例文
石工いしやが入って、のみなめらかにして、狡鼠わるねずみを防ぐには、何より、石の扉をしめて祭りました。海で拾い上げたのがの日だった処から、巳の日様。
半島一奇抄 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
そのたりといふは此ぜつへきの石どものおちてあるを視れば、あつさ六七寸ばかりにしてひらみあり、長さは三四尺ばかり、長短はひとしからず、石工いしやの作りなしたるが如し。
石工いしやが石を割るやうに
鐵「石工いしやだえ」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
そのたりといふは此ぜつへきの石どものおちてあるを視れば、あつさ六七寸ばかりにしてひらみあり、長さは三四尺ばかり、長短はひとしからず、石工いしやの作りなしたるが如し。
此石山の川岸にさしかゝれる所にめづらしき石あり、其かた磨磐ひきうすの如く、上下たひらかにしてめぐりは三角四角五角八角等にして、石工いしやの切立し如く、色は青黒し。是を掘出したるあともありてほらのごとし。
此石山の川岸にさしかゝれる所にめづらしき石あり、其かた磨磐ひきうすの如く、上下たひらかにしてめぐりは三角四角五角八角等にして、石工いしやの切立し如く、色は青黒し。是を掘出したるあともありてほらのごとし。