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矢帆
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やほ
ふりがな文庫
“
矢帆
(
やほ
)” の例文
大帆も
矢帆
(
やほ
)
も
小矢帆
(
こやほ
)
も、かんぬきがけにダラリと力なく垂れさがって、
舵
(
かじ
)
も
水先
(
みずさき
)
もないように波のまにまに
漂
(
ただよ
)
っている。
顎十郎捕物帳:13 遠島船
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
遥かの沖には赤い
矢帆
(
やほ
)
が数限りなく立ち並び、その帆は風を
孕
(
はら
)
んでいる。と見ると会堂のすぐ側に山のような金網が張ってあって、その中には幾匹かの
獅子
(
しし
)
と虎が、のんびりと尾を振って歩いている。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
いとし殿さんの
矢帆
(
やほ
)
巻く姿
大菩薩峠:40 山科の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
矢
常用漢字
小2
部首:⽮
5画
帆
常用漢字
中学
部首:⼱
6画
“矢”で始まる語句
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