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瞻視
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せんし
ふりがな文庫
“
瞻視
(
せんし
)” の例文
しかし其広狭のために
瞻視
(
せんし
)
を害することを聞かない。虹彩の瞻視を害することは、後天の変形には或は有るが、先天には恐くは有るまい。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
アントニオよ、
妾
(
わらは
)
を殺せ、妾を殺せ、只だ妾を棄てゝな去りそと、夫人は叫べり。其
臉
(
かほ
)
、其
眸
(
まなじり
)
、其
瞻視
(
せんし
)
、其
形相
(
ぎやうさう
)
、一として情慾に非ざるもの
莫
(
な
)
く、
而
(
しか
)
も猶美しかりき。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
少女は又
俯
(
うつむ
)
きて坐せり。
前
(
さき
)
にアヌンチヤタの我に語りし希臘の神女も、石彫の像なれば
瞻視
(
せんし
)
をば
闕
(
か
)
きたるべし。今我が見るところは殆ど全くこれに
契
(
あ
)
へりとやいふべき。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
瞻
漢検1級
部首:⽬
18画
視
常用漢字
小6
部首:⾒
11画
“瞻”で始まる語句
瞻
瞻望
瞻上
瞻詰
瞻仰
瞻戍
瞻波
瞻部
瞻蔔迦