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真鍮巻
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しんちゅうまき
ふりがな文庫
“
真鍮巻
(
しんちゅうまき
)” の例文
なんでも今頃は孝助が大曲り辺で、三人の
中間
(
ちゅうげん
)
に
真鍮巻
(
しんちゅうまき
)
の木刀で
打
(
ぶ
)
たれて殺されたろうと思っている所へ、
平常
(
ふだん
)
の通りで帰って来たから
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
鉄砲の
真鍮巻
(
しんちゅうまき
)
が、ピカピカ光って見える。それは戦場に持ち出しても立派な物だった。抱えこんでいる男も、他のふたりの侍も、黒いでたちをして眼元だけしか出していなかった。
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
お
父
(
とっ
)
さまは小紋の
野掛装束
(
のがけしょうぞく
)
で、お供は看板を着て、
真鍮巻
(
しんちゅうまき
)
の木刀を差して
上端
(
あがりばな
)
に腰をかけ、お膳に酒が一合附いたのを有難く頂戴して居ります。
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
併
(
しか
)
し
紺看板
(
こんかんばん
)
に
真鍮巻
(
しんちゅうまき
)
の木刀を差した見る影もない者に惚れたというのは、孝助殿の男振の
好
(
い
)
いのに惚れたか、又は姿の好いのに惚れ込んだかと難じてやりました
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
と是から二人ともになだれの
崖縁
(
がけべり
)
を
下
(
お
)
りにかゝると、手拭ですっぽり顔を包み、紺の看板に
真鍮巻
(
しんちゅうまき
)
の木刀を差した
仲間体
(
ちゅうげんてい
)
の男が、手に何か持って立って
居
(
い
)
る様子
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
真鍮巻
(
しんちゅうまき
)
の木刀を差したる
中間
(
ちゅうげん
)
が附添い、此の
藤新
(
ふじしん
)
の店先へ立寄って腰を掛け、
列
(
なら
)
べてある刀を眺めて。
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
鍮
漢検1級
部首:⾦
17画
巻
常用漢字
小6
部首:⼰
9画
“真鍮”で始まる語句
真鍮
真鍮鐺
真鍮色
真鍮張
真鍮製
真鍮台
真鍮鍋
真鍮器
真鍮札
真鍮環