トップ
>
真丸
ふりがな文庫
“真丸”の読み方と例文
旧字:
眞丸
読み方
割合
まんまる
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まんまる
(逆引き)
主人が
偕老同穴
(
かいろうどうけつ
)
を
契
(
ちぎ
)
った夫人の脳天の真中には
真丸
(
まんまる
)
な大きな
禿
(
はげ
)
がある。しかもその禿が暖かい日光を反射して、今や時を得顔に輝いている。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
見ると、成程、泡も立てずに、夕焼が残ったような尾を
曳
(
ひ
)
いて、その常夏を束にした、
真丸
(
まんまる
)
いのが浮いて来るだ。
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「ふうん、大変むずかしいんだな。俺にはそんなようには思われないよ。色が蒼くて
真丸
(
まんまる
)
で、その端が地の上へ垂れ下っている。こんなようにしか思われないがな」
岷山の隠士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
真丸(まんまる)の例文をもっと
(6作品)
見る
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
丸
常用漢字
小2
部首:⼂
3画
“真”で始まる語句
真
真似
真面目
真実
真直
真中
真紅
真暗
真赤
真鍮
“真丸”のふりがなが多い著者
小熊秀雄
夏目漱石
正岡子規
国枝史郎
泉鏡花