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相生町
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あひおひちやう
ふりがな文庫
“
相生町
(
あひおひちやう
)” の例文
「それが不思議なんだ、親分。二人共本所
相生町
(
あひおひちやう
)
惣十郎
店
(
だな
)
の五軒長屋に隣合つて住んでゐる無二の仲だと言ふんですぜ——」
銭形平次捕物控:031 濡れた千両箱
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
しかし
落語
(
らくご
)
は家族達と一しよに
相生町
(
あひおひちやう
)
の
広瀬
(
ひろせ
)
だの
米沢町
(
よねざはちやう
)
(
日本橋
(
にほんばし
)
区)の
立花家
(
たちばなや
)
だのへ聞きに行つたものである。殊に
度々
(
たびたび
)
行つたのは相生町の広瀬だつた。
本所両国
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
相生町
(
あひおひちやう
)
の坂の方からは、送別の旗を先に立て、近在の
壮年
(
わかもの
)
らしい連中がいづれも美しく飾つた馬に載せられて、村の人達に前後を護られながら、
静々
(
しづ/\
)
と引かれて来た。
突貫
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
... こりやア
面白
(
おもしろ
)
い
怪談
(
くわいだん
)
だが、お
前
(
まへ
)
何
(
なに
)
を知らないか、
塩原多助
(
しほばらたすけ
)
といふ
本所
(
ほんじよ
)
相生町
(
あひおひちやう
)
二
丁目
(
ちやうめ
)
の
炭屋
(
すみや
)
の
怪談
(
くわいだん
)
を」「知りませぬ」「さうかね、
塩原多助
(
しほばらたすけ
)
といふ
炭屋
(
すみや
)
の
井戸
(
ゐど
)
は
内井戸
(
うちゐど
)
であつたさうだが、 ...
塩原多助旅日記
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
井崎八郎と
白狗
(
しろいぬ
)
の勘次は、平次の僞手紙に釣られるとも知らず、宵闇の中を
相生町
(
あひおひちやう
)
から深川の方へ向ひました。
銭形平次捕物控:031 濡れた千両箱
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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川岸
(
かし
)
ツぷちを
相生町
(
あひおひちやう
)
の方へ少し行くと、物蔭から不意にガラツ八が飛出します。
銭形平次捕物控:028 歎きの菩薩
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
平次は道順に無駄をしないやうに、川向うの
相生町
(
あひおひちやう
)
を第一にしました。
銭形平次捕物控:310 闇に飛ぶ箭
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「親分も知つて居なさるだらう、神田
相生町
(
あひおひちやう
)
の、河内屋又兵衞——」
銭形平次捕物控:050 碁敵
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
“相生町”の解説
相生町(あいおいちょう)は、かつて徳島県の南西部にあった町である。那賀郡に属した。
2005年(平成17年)3月1日、那賀郡の3町2村による合併により現在は那賀町の一部となっている。
(出典:Wikipedia)
相
常用漢字
小3
部首:⽬
9画
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
町
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
“相生町”で始まる語句
相生町惣十郎店