“白鑞”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しろめ60.0%
はくらう20.0%
ピューター20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
年とった農夫たちは、鞣皮なめしがわのようなせた顔をして、ホームスパンの上衣とズボンを着て、青い靴下に、大きな靴をはき、仰山な白鑞しろめの締め金をつけていた。
圓鋸機ゑんきよき帶形鋸機たいけいきよきのほとりには、角材かくざい鐵材てつざいやまごとく、其他そのほか空氣壓搾喞筒くうきあつさくぽんぷ電氣力發機等でんきりよくはつきとう緻密ちみつなる機械きかいより、銀鑞ぎんらう白鑞はくらう、タールづな、マニラづな縫糸ぬひいと撚糸よりいと金剛砂布こんがうしやふ黒鉛こくゑん氣發油きはつゆう白絞油はくかうゆう
古い陶器や白鑞ピューターの食器のほかに珍らしい革の徳利(牧場用)が天井から下っていたり、二階の寝室には彫のある寝台に「万年敷布シーツ」がまだ昔のまま掛けられてあったり、今から見ると質素ではあるが
シェイクスピアの郷里 (新字新仮名) / 野上豊一郎(著)