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白河
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はくが
ふりがな文庫
“
白河
(
はくが
)” の例文
渦まく水、山のような
怒濤
(
どとう
)
、そして岸うつ
飛沫
(
しぶき
)
。この夜、
白河
(
はくが
)
の底に、溺れ死んだ人馬の数はどれ程か、その大量なこと、はかり知るべくもない。
三国志:07 赤壁の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
もはや船は
太沽
(
タークー
)
の沖に来てゐた。Bのすぐ前では、早くもやつて来た水先案内を相手に船長が双眼鏡を眼に当てゝ頻りにあたりを眺めてゐた。やがてむづかしい
白河
(
はくが
)
の
遡航
(
さくかう
)
が始つた。
犬
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
「
白河
(
はくが
)
の流れ、
襄江
(
じょうこう
)
の激水、いずれも雨がふると、谷々から落ちてくる水を加えて、もっと
水嵩
(
みずかさ
)
を増してまいります」
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
孫乾
(
そんけん
)
は
西河
(
さいか
)
の岸に舟をそろえて避難民を渡してやるがよい。糜竺はその百姓たちを導いて、樊城へ入れしめよ。また関羽は千余騎をひきいて、
白河
(
はくが
)
上流に
埋伏
(
まいふく
)
して、
土嚢
(
どのう
)
を築いて、流れを
三国志:07 赤壁の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
河
常用漢字
小5
部首:⽔
8画
“白河”で始まる語句
白河内
白河楽翁
白河家
白河夜船
白河口
白河夜舟
白河楽翁公
白河颪
白河殿
白河女