“痘”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とう33.3%
ほうそう33.3%
もがさ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小野氏に寄せた書は「閏月十日」の日附があつて、広江夫妻に寄するものにさきだつこと十五日である。前書を裁した時とうを病んでゐた陽が、後書を裁する時既にえてゐる。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
その時二成に二人の男の子があって、長男が七歳で次男が三歳になっていたが、間もなく長男がほうそうで死んだ。臧は懼れて二成に地券を返えさした。大成は二成がいくらいっても受け取らなかった。
珊瑚 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
六年前の二月ごろその時はやったもがさという病気におかかりなされついにおせなされました。
俊寛 (新字新仮名) / 倉田百三(著)