“苺果痘”の読み方と例文
読み方割合
フラムベジア100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じつに、ひどい苺果痘フラムベジアにかかっていたのです。僕は、なにより可愛想になってきて、さっそく皮膚に水銀こうをなすってやると、大分落ちついてきました。
人外魔境:01 有尾人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
それはね、苺果痘フラムベジアをわずらって死期を知ったのだ。そして、死ぬために森の墓場へいった。
人外魔境:01 有尾人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
「それから、ドドの苺果痘フラムベジアのほうは座間君の手ですっかりなおりました。ですから、僕と座間君にはむろんのこと、この研究所の出資者メンドーサ氏の令嬢、マヌエラさんにも非常になついているんです」
人外魔境:01 有尾人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)