“苺園”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
フレジエール50.0%
いちごえん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
新聞記者などがコッペの閑居『苺園フレジエール』の事を語る時にはいつも愉快さうな調子で話してゐたので。
僕達は『苺園フレジエール』へ著いた。呼鈴を鳴らすとざくざくと砂の上を歩く足音と、犬の高吠えが聞えた。脣頭に微笑を浮べた、この家の主人公コッペ先生が門を開けて呉れたのだ。
苺園いちごえんホテルというのが、この坂を登って向うへ下ったところにある筈だったから。
深夜の市長 (新字新仮名) / 海野十三(著)