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男優
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おとこまさ
ふりがな文庫
“
男優
(
おとこまさ
)” の例文
また前大臣の奥さんである老尼僧も大臣に劣らぬ活発な気象だが、女ですから幾分か優しいところもあるけれども
男優
(
おとこまさ
)
りの思想を持って居られたです。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
私のそれからの
男優
(
おとこまさ
)
りのような事務的生活が始まりました。その間二三度その男は帰って来ましたが、何とも云わずに酒を飲んで、また寂しそうに海へ帰って行きました。
河明り
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
其の年の秋までに
謀策
(
たくみ
)
を
仕遂
(
しおお
)
せるのに一番むずかしいものは、
浮舟
(
うきふね
)
という老女で年は五十四で、
男優
(
おとこまさ
)
りの
尋常
(
ひとゝおり
)
ならんものが
属
(
つ
)
いて居ります。
此者
(
これ
)
を手に入れんければなりません。
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
婆
(
ばあ
)
や
其方
(
そち
)
は誠に
男優
(
おとこまさ
)
りの気質である、現在の一人の忰を手にかけて殺すとは、実につらい事であろうが、
私
(
わし
)
や音羽に義理を立て、お前が手を
下
(
おろ
)
して斯う計らい、また丈助も
先非
(
ぜんぴ
)
後悔して
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“男優”の意味
《名詞》
男 優(だんゆう)
男の俳優。
(出典:Wiktionary)
男
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
優
常用漢字
小6
部首:⼈
17画
“男”で始まる語句
男
男女
男子
男振
男児
男衆
男妾
男爵
男性
男達