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田舎人
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いなかびと
ふりがな文庫
“
田舎人
(
いなかびと
)” の例文
旧字:
田舍人
親鸞は、むしろ、これから、文化に恵まれない辺土の
田舎人
(
いなかびと
)
のあいだに交じって、土と共に生きもし、自分の心も、もっと養いたいと思います。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「私の日本語、内務大臣に褒められる。
田舎人
(
いなかびと
)
が感心する」
凡人伝
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
彼は都を知らない
若僧
(
にゃくそう
)
だった。この北国の山や樹や
田舎人
(
いなかびと
)
しか見ない眼には、
眩
(
まば
)
ゆいように二人のすがたや肌が美しく見えたらしい。——が、はっと気づいて
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その門前には、造花の
蓮華
(
れんげ
)
だの、
白張
(
しらはり
)
の
提灯
(
ちょうちん
)
だのが出ていて、小紋の短か羽織を着た
田舎人
(
いなかびと
)
だの、編笠をかぶった紋服の人々だのが、大勢、
陽溜
(
ひだま
)
りの往来に
佇立
(
たたず
)
んでいた。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
田
常用漢字
小1
部首:⽥
5画
舎
常用漢字
小5
部首:⼈
8画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“田舎”で始まる語句
田舎
田舎者
田舎漢
田舎道
田舎家
田舎娘
田舎訛
田舎町
田舎侍
田舎路