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琳派
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りんぱ
ふりがな文庫
“
琳派
(
りんぱ
)” の例文
すでに光悦風のあの新しい様式、また宗達画などの
琳派
(
りんぱ
)
の発祥も見られながら、なお、前にいったような淡雅、気品、禅味などを生命とする水墨画の一群は、依然として
随筆 宮本武蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
三渓の蒐集品は文人画ばかりでなく、古い仏画や絵巻物や宋画や
琳派
(
りんぱ
)
の作品など、
尤物
(
ゆうぶつ
)
ぞろいであったが、文人画にも
大雅
(
たいが
)
、
蕪村
(
ぶそん
)
、
竹田
(
ちくでん
)
、
玉堂
(
ぎょくどう
)
、
木米
(
もくべい
)
などの
傑
(
すぐ
)
れたものがたくさんあった。
漱石の人物
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
「
博物館
(
はくぶつかん
)
に、いま
光琳
(
こうりん
)
・
抱
(
ほう
)
一など、
琳派
(
りんぱ
)
の
陳列
(
ちんれつ
)
があるのじゃがな。」と、
叔父
(
おじ
)
さんは、
博物館
(
はくぶつかん
)
の
門
(
もん
)
のある
方
(
ほう
)
をつえで
指
(
さ
)
しました。しかし、その
方
(
ほう
)
には、
人影
(
ひとかげ
)
が
少
(
すく
)
なくて、
寂
(
さび
)
しかったのです。
町の真理
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“琳派”の解説
琳派(りんぱ)とは、桃山時代後期に興り近代まで活躍した、同傾向の表現手法を用いる造形芸術上の流派、または美術家・工芸家らやその作品を指す名称である。本阿弥光悦と俵屋宗達が創始し、尾形光琳・乾山兄弟によって発展、酒井抱一・鈴木其一が江戸に定着させた。
(出典:Wikipedia)
琳
漢検準1級
部首:⽟
12画
派
常用漢字
小6
部首:⽔
9画
“琳”で始まる語句
琳琅
琳
琳琅閣
琳琅璆鏘