最前からの疲れと、アルコールの利き目とが一緒にあらわれたものであろう。爪楊枝を使う間もなく崩れ落ちるように睡くなった。
と言う使いの口上を半分も言わせず、平次は爪楊枝を叩き付けるように、ガラッ八を促して、横山町へ駆け付けました。
「おばさん今晩は」そう云いながらさっさとあがって来、爪楊枝を使っている繁次の脇に坐った、「おめえに見せてえものがあるんだ、こいつを見てくれ」
“爪楊枝”の意味
《名詞》
歯に挟まったものを取ったり、物に刺して取ったりする先が尖らせた楊枝。
(出典:Wiktionary)
(出典:Wiktionary)
“爪楊枝”の解説
爪楊枝(つまようじ、妻楊枝)は、歯間に挟まったものを取ったり食物を刺したりするのに使う先の尖った細い棒である。箸や串程には長くなく主に木製である。単に楊枝(ようじ)あるいは小楊枝と呼ばれることもある。英語では Tooth pickといい、合成樹脂や竹など木以外の素材の製品も見られる。
(出典:Wikipedia)
(出典:Wikipedia)
“爪楊”で始まる語句