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熾
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や
ふりがな文庫
“
熾
(
や
)” の例文
彼女の
熾
(
や
)
きつくような恋情に僕が負かされて、遂いに結婚するようなはめになったのだが、安子の第六感、いや第七感だそうだが、最初のうちは全く重宝だった。
魔性の女
(新字新仮名)
/
大倉燁子
(著)
そんならなぜ軽くつながっているように取られるかというに、「焼く人は」と、「吾が
情
(
こころ
)
熾
(
や
)
く」と繰返されているために、其処が調子が好過ぎて軽く響くのである。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
冬
(
ふゆ
)
ごもり
春
(
はる
)
の
大野
(
おほぬ
)
を
焼
(
や
)
く
人
(
ひと
)
は
焼
(
や
)
き
足
(
た
)
らねかも
吾
(
わ
)
が
情
(
こころ
)
熾
(
や
)
く 〔巻七・一三三六〕 作者不詳
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
熾
漢検1級
部首:⽕
16画
“熾”を含む語句
熾烈
熾盛
熾火
煩悩熾盛
熾熱
熾熱燈
熾々
有栖川宮熾仁
熱熾
熾仁
熾仁親王
熾然
盛熾
薬師熾盛光
逆焔仍熾
高熾