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熱砂
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ねっさ
ふりがな文庫
“
熱砂
(
ねっさ
)” の例文
そのとき三人が三人とも、
熱砂
(
ねっさ
)
の上に、おっとせいがたたきつけられたようなかっこうで
人事不省
(
じんじふせい
)
におちいり、三十分ばかり死んだようになっていた。
恐竜島
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
その少女は、
熱砂
(
ねっさ
)
の上に、俯伏になっていたが、時折、両の手をぶるぶると
顫
(
ふる
)
わせながら、砂をかき乱していた。その手つきは
砂
(
すな
)
いたずらにしては、
甚
(
はなは
)
だ不器用なものであった。
鱗粉
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
熱砂
(
ねっさ
)
は舞い、
火喰
(
ひく
)
い鳥は走り、カンガルーは飛び、先住民族たる原地人は、幅の広い鼻の下に白い骨を横に突き刺して附近に
出没
(
しゅつぼつ
)
し、そのたびに、
青竜刀
(
せいりゅうとう
)
がなくなったり
人造人間戦車の機密:――金博士シリーズ・2――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
その園生の精のような
溌剌
(
はつらつ
)
とした美少女の群れが、まる一年、陽の目も見なかった貴重な肢体を、今、惜気もなく
露出
(
ろしゅつ
)
し、思い思いの大胆な色とデザインの海水着をまとうて、
熱砂
(
ねっさ
)
の上に
鱗粉
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
熱
常用漢字
小4
部首:⽕
15画
砂
常用漢字
小6
部首:⽯
9画
“熱”で始まる語句
熱
熱心
熱海
熱燗
熱湯
熱田
熱情
熱鬧
熱病
熱気